レッスン「US版 Golf Digest」と契約する有名プロのゴルフレッスン

⑥「フェアウェイバンカーでは沈みこまないように!」 しっかりとボールにコンタクトするために、ボールに向かって身体が沈みこまないようにする

これまで上半身と頭の沈み込みを抑える練習をドライバーで行ってきたが、フェアウェイバンカーでショットしているつもりで練習した方が良かったかも知れない。なぜならフェアウェイバンカーでしっかりとポスチャーをキープすることは重要だからだ。

こういった状況で注意していることは、脊椎とヒザの曲がり具合という2点だ。殆どのアマチュアは、ダウンスイングでこのいずれかの角度が増し、身体がボールに近づきダフりなどのミスを避けるために、ショットギリギリで挑戦せざるを得なくなる。

よってフェアウェイバンカーでは次の点を抑えておこう。まずクラブを短く持ち、ボールをスタンスの真ん中に置く。そしてアドレスで身体を起こすために顎をやや上げる。スイング中はこの身体の角度をキープするようにしよう。

2. ダウンスイングであまり下半身をアグレッシブに使わないようにする。ボールにしっかり当てるためには重要なことだ。
3. インパクトでは、ボールの後に砂にクラブを当てるようにする。
4. コンパクトなパンチショットのようなフォローにする。これでスイングがコントロールできバランスも保つことができる。

クラブを短く持ち、顎を上げてターンする

クラブを短く持ち、顎を上げてターンする。


⑦つかまるピッチショットと完璧なバックスイング法を伝授

<タッチが大事>
1. ピッチショットを打つ時、僕はフェースを開きボールをスタンスの左側に置いている。この方がオプションが多くなるんだ。フェースをインパクトまでは開いたままにするとボールは高く上がるし、ターンさせれば低く飛び出す。写真はロフト角60度のウェッジだね。

2. またフェースをオープンにすることでクラブが地面を突っかかることなくスライドしてくれる。これはスピンをコントロールする上で大切なことだ。

3. 特別なショットを打たない限りは、体重は両足に等しくかけている。例えば低くスピンのかかったショットを打ちたいときは、体重をより左サイドに乗せるようにしている。


<トップを作る>
1. 僕はインターロッキングのグリップをすることで両手の一体感を感じることができている。この方がクラブを的確にトップまで運ぶことができるのだ。

2. トップで左リストがフラットになるのはグリップがナチュラルな結果。トップに来た時、クラブフェースの角度はリストの角度とマッチする。これでフェースがスクエアになっておりと言えるのだ。

3. しっかりした肩のターンはパワーと安定性に置いて基本的なこと。僕にとっては、両目が左右に傾いたりせずに、レベルになっていることが正確であり、左肩ごしにボールを見ることが正しい。


⑧「ドローの打ち方」 クラブを早めにリリースしよう

最近のスイング改造で、ナチュラルドローなどティーショットを形作ることが易しくなった。インパクトに向けた体重移動の妨げになっていたヒザの故障があった時は、上半身主体でボールを打っていたが、セットアップのラインに沿ってクラブをリリースすることができるようになったのだ。

僕にとって、ドローはセットアップからスタートする。ややスタンスをクローズにして動き易いポスチャーをとるのだ。スイング中はこのポスチャーを保ち、ダウンスイングで身体が沈みこまないようにする。頭が沈むと右にプッシュしたり、オーバーコックし左に引っ掛けるミスをしてしまうのだ。

今は左ヒザも治り下半身が安定したので、ボールにしっかりと体重を乗せたドローが打て、スタンスのラインに沿ってスイングすることも可能だ。僕にとってドローを打つカギはリリースのポイントだ。ドローを打つためには、左手の甲がボール手前数インチのところでターゲットとスクエアになっている感覚を持つようにしている。

こうするとボールは右に飛び出し左にカーブする。ポスチャーをキープし、打ちたいショットを実現することができる的確なタイミングでクラブをリリースすることができるようになったので、ショットを形作る全てが今では修正された。


距離のあるバンカーショット
身体を早くターンさせることで距離を出す

ツアーのレベルになると、様々なバンカーショットを打つ必要がある。いろんなバンカーがあり、ストロークをセーブすることができれば、全てが変わるからだ。そしてバンカーショットの中でも難しいもののひとつとして、ボールをクリアに脱出させ、グリーン奥にあるピンまで距離を出すショットがある。

このショットにおいて、ボールを遠くに飛ばすために身体のターンを使う。多くのアマチュアゴルファーは、これを両手や両腕でやろうとしてしまうのだ。

飛距離を出すためには、下半身を動かさないでスリークォーターまでバックスイングし、スムーズにターンさせバランスの良いフィニッシュをすること。飛距離は身体のターンのスピードでコントロールする。遠い距離を打つためには、それだけ早くローテーションさせるのだ。番手やボール位置を変えることもできるし、腕のテクニックに頼る難点もない。

その他は普通のバンカーショットと同じ。ややスタンスをオープンにし、ボールはスタンスの真ん中よりも少し前、クラブフェースも開くがターゲットとはスクエアにする。そして、よりバックスイングを真上に上げるようにすれば良い。

しっかりターンする:バンカーから距離を出

しっかりターンする:バンカーから距離を出すには、身体をフィニッシュまで早くローテーションさせる。


⑨「ダフってランさせよう」 グリーンサイドの深いラフから使えるアプローチ

特にグリーン周りの深いラフなど、コースがより全米オープンのようになってくると、様々なショートゲームを打つ必要に迫られる。僕が、ダフってランをさせるというテクニック(良いタッチにより高められたら良いが)を上達させた理由はそれだ。

読んで字のごとく、僕はわざとダフりボールを寄せている。ライの状態やボールをキャリーさせる長さによるが、ボールの1、2インチ後ろを打つという点ではバンカーショットに似ている。僕の場合はロフト60度が多いが、ウェッジを持ったらインパクトでもクラブフェースを安定させるため、いつもよりも少しタイトにグリップする。そして、ボールはスタンス中央よりもやや右に置き、ベーシックなチップショットを打つように体重の殆どを左サイドにかけよう。

スイングに関しては、僕の場合、通常よりもバックスイングでクラブをより真上に上げるようにしている。クラブがしっかりとテイクバックできて、地面に打ちこめるようなセットアップができているかもチェックしよう。そしてフォローは堅いラフのため、短めになる。目標はカップに近づけることで、カップインするのはラッキーとくらい思っておくと良い。


⑩「ニュークラブでのカットショット」 短めにグリップしリリースを遅らせる

僕のティーショットで飛距離よりも方向性に重きを置いている。だからこそ、難しいことではあるが、時折、スイングを抑えているのだ。コントロールできる状態だと、おおよそ80%くらいの力でショットしているように感じている。

今年、僕は短めにグリップしたカッター(フェード)をドライバーで打つようになった。これが短いが幅の狭い右ドッグレッグで役に立つ。3番ウッドよりも20、30ヤードくらい飛ぶ一方、弾道をコントロールすることができ、2打目でロブウェッジを使う距離に置くことが可能なのだ。グリップを短か目に握ることで、方向性が良くなり右に曲がり過ぎる原因となる普通のドライバーのスイングをしなくてもアグレッシブな動きができるのだ。
ドライバーでカットに打つには、キャリーさせたい距離によるがハーフインチか1インチくらい短く握る。そしてフェアウェイを、4車線あるハイウェイだと思うことにしよう。一番左の車線を向き、横の車線にフェードさせ、それ以外は他のフェードを打つセットアップにする。スタンスはややオープンにし、ボールは左足内側よりややインサイド。そしてスタンスのラインに沿ってスイングし、5ヤードフェードさせるために少しだけリリースを遅らせよう。

スライスラインを沈める
右に曲がるラインはパターをリリースさせる

悪い癖で、あなたのゴルフが繰り返し見る悪夢のようになることがある。僕の場合、左から右に曲がるパットをミスしたときがそれ。僕はこれをブリーダーと呼んでいる。10回中9回は、インパクトに向かってパターをリリースせず、インパクト後にパターヘッドがインサイド軌道を描かないことが原因だ。

言いかえれば、右手がインパクトで固まり、パターヘッドが自然なインサイドインのアークを描くことを制限してしまうのだ。これはフルスイングでカットを打つ時のフォロースルーと同じ動き。パットの場合、こうなると正確性と距離感を犠牲にすることになる。

そこで、右手だけを使ったパッティングストロークを練習することで、パターをリリースすることを認識するようにしている。もしあなたもブリーダーしているようなら、試してみて欲しい。

左が正しい:パターヘッドが左に抜けること

左が正しい:パターヘッドが左に抜けることは正しくリリースしていることの証だ。


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