プレー&レッスン女性ゴルファーならではの悩みや疑問にこたえる特別レッスン

プレー&レッスン : 2014/03/27
フィニッシュで左足体重になるコツ
アプローチを打つときのポイントは、ボールの左半球を見る意識です。構えたときから打つ瞬間まで、ボールの左半球を見ているようにしましょう。そうすることで、ヘッドアップや左肩が上がってしまうミスが防げ、打ち終わった後は、左足に重心が乗っている状態になります。
無意識のうちにボールの右半球を見ていると、ミスの原因に!
ボールを上げたいと思うと、無意識のうちにボールの右半球に視線が行きがちです。ボールの右半球を見ながら打ってしまうと、すくい打ちによるダフリや、ヘッドアップによるトップのミスにつながります。
また、ボールの手前をダフった後、左ヒジを引いて、ソールを無理にそのまますべらせてヘッドに当てようと、引っかけをしているミスもよく見かけます。
振るときはクラブを落とすだけ!
ヘッドの重さで打てば、ボールは自然と上がります
ボールの左半球を見ながら構えたら、あとはクラブを落とすだけです。無理に引っ張ったり、上げたりする必要はありません。クラブの重さで、ストンと落とせば、ボールはフェース面を駆け上がり、自然とスピンがかかります。フェースでボールを押したり持ち上げるのではなく、ボールが自然とフェースの溝を駆け上がって、スピンがかかるのが、正しいアプローチショットです。
自分の“利き目”を知って、ボールを正しい位置にセットしよう!
ご自分の利き目がどちらかをご存じですか? アドレスで構えたところにきちんとクラブを落としても、自分が見えている位置にボールがないせいで、ミスになっているかもしれません。
ここで、自分の利き目を知る方法をご紹介します。
親指と人差し指で丸を作り、その丸の中に目標物を入れてみましょう。目標物はピンでも時計でも何でもOKですが、できるだけ遠い距離にある小さめのものがよいでしょう。
手で作った丸を片目ずつでのぞき、
目標物が入っていたら、そちらがあなたの利き目です。
丸の中を、左目、右目それぞれでのぞいてみてください。片目で見たときに、目標物が見えれば、そちらがあなたの利き目です。
アプローチの際は、ボールを利き目の少し右側に置くようにしてみてください。そこが正しいボール位置です。打ったときに、落下地点にきちんとボールがあるように、ボールの正しいセット位置を覚えておきましょう。
フィニッシュのときのフェース面に注目!
アプローチショットはスマートに決めましょう
これまでご紹介したポイントを心がければ、アプローチのミスは確実に減るハズです。
最後に、フィニッシュの際のフェース面に注目してみましょう。フィニッシュのとき、フェース面はスクエアの状態が正しいフィニッシュです。トーナメントのツアープロたちのアプローチショットも、フィニッシュは左下のようになっています。
正しいフェース向きを意識して、確実に寄るアプローチ術を身に付けましょう!