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グルメ : 2014/08/14
“ポストハイボール”と呼ばれるほど、いま「モヒート」がアツい!
モヒートとは、ミントやライムを入れたさわやかなラムベースのカクテル。いまでは専門店ができるほどの人気ぶり。定番のモヒートを自宅で楽しむ方法はもちろん、今年らしいアレンジモヒートまでご紹介します。
心地よい辛みが後をひく「わさびモヒート」!?
六本木の東京ミッドタウン近くの「モヒートバー&カフェ ミントリーフ」は、現在、メニューにあるだけでも108種類のモヒートがラインナップしている。オーナーの坂井祐輔さんは、もともと日本のホテルでバーテンダーをしていたが、英語を学ぶためにロンドンへ渡り、そのロンドンやキューバでモヒートを飲み、「もっとオリジナリティあふれるモヒートを作りたい」と、2011年に同店をオープン。海外でバーテンダーをしながらパティシエも経験したという坂井さんは、キューバでサトウキビを絞ったジュースに、ライムを加えたものを飲み、「これをモヒートにしたらおいしいに違いない」と、オリジナルカクテル「ミントリーフモヒート」(1,500円)を製作。少し濁りのあるモヒートはサトウキビの自然の甘さとミントのさわやかさが絶妙に融合した、スイーツの繊細さを兼ね備えたものとなっている。「ミントはいろいろな素材と相性がいい」と、ベリーをたっぷり使った「ミックスベリーモヒート」や心地よい辛みが後をひく「わさびモヒート」(以上1,500円)などのほか、「カレーモヒート」、自家製ベーコンを使った「ベーコンモヒート」「あずきモヒート」などの変わり種も。モヒートの多彩な可能性とバリエーションを実感できる一軒だ。
モヒートバー&カフェ ミントリーフ
東京都港区六本木4-4-4 メゾン六本木1F
営業時間18:00~翌5:00 無休(年末年始をのぞく)
おいしいモヒートの作り方①
最近では自宅でモヒートを作る人も増えているという。おいしいモヒートの作り方について、坂井さんにアドバイスを伺った。「まずミントはケチらないでたっぷり使ったほうがいいですよ」
おいしいモヒートの作り方②
ミントをつぶす時はライムの上から。ミントはこすっただけでも香りが立つのでつぶしすぎないほうがベター。「ライムの上から間接的につぶす程度でも大丈夫です」。余裕があれば、デコレーションにも気をくばりたい。パンと手のひらでたたいたミントを飾れば、香りも立ち、見た目も華やかな印象になる。
おいしいモヒートの作り方③
「モヒートはラテンのカクテル。自由なスタイルで楽しんでください」。モヒートは通常、ラムを使うカクテルだが、「ミントは焼酎、ウォッカ、ブランデーなど、さまざまなお酒と相性がいいですよ」。