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試乗レポート

片道100km以上のドライブならいかんなく真価を発揮する

真価を発揮するドライブトレイン

XJRが得意とするシチュエーションのひとつがゴルフ場への往復だろう。このモデルの懐の深さを存分に味わうなら、目的地は近すぎないほうがいい。高速道路とワインディングロード、市街地がほどよく組み合わさった片道100km以上のドライブならいかんなく真価を発揮するはずだ。

前述のエンジンの大トルクを活かすべく、かなりワイドなギアリングとなっていて、8速で100km/h巡航をしている際のエンジン回転数はわずかに1700~1800rpm。当然車内は静かで快適そのもので、起きて間もない身体に優しい。徐々に身体が目覚めてペースアップしたくなる頃にはパワートレーンのウォームアップも完了しており、V8エンジンはドライバーのアクセル操作に対し、レスポンシブな反応となる。

ドライブモードで変わる高揚感

ダイヤル式ATセレクターの脇にあるチェッカーフラッグが描かれたボタンを押すと、完全液晶(といっても表示はバーチャルのアナログメーター風)のスピード&タコメーターが全体的に赤くなり、ギアが1速下がって「ダイナミックモード」という名の臨戦態勢に。いくらでもペースを上げられるかのような万能感に包まれるが、調子に乗っているとあっという間に赤色灯が迫ってくるので要注意だ。

ゴルフ場に近づいてワインディングロードにさかったら、そのままダイナミックモードで駆け上がり、到着後に高揚した気分のまますぐに練習場へ向かってもよいし、気分を落ち着けるためにノーマルモードに戻し、着いたらゆっくりとコーヒーを飲みながらその日の戦略を練るのもよいだろう。

車載燃費計によると、9.0km/Lとまずまずの結果

ラウンドを終え、ジェントルに走らせるXJRは、適度に疲れた身体に優しい。快適な乗り心地、有り余るパワー、十分なラゲッジスペース、ゴルフ場のエントランスでも目立つに違いないアグレッシブなスタイリング……ここまでゴルファーにおあつらえ向きなクルマも珍しい。こういう上質なサルーンでゴルフ場へ通いつめる人生を想像すると、思わずニンマリしてしまう。

最後に燃費のご報告。このサイズとこのエンジンだと燃費がすごく悪いと想像する方も多いだろう。確かに「優れている」とは言いがたい。だが、今回宮崎の空港から青島に向かう海岸道路、市街地、シーガイアなど200kmほど走行した結果、車載燃費計によると、9.0km/Lとまずまずの結果を残した。アイドリングストップ機能をつけて高効率の8速ATを投入するなど、今やあのジャガーだって燃費性能を気にかける時代なのだ。

取材車両:ジャガー XJR

ボディサイズ|全長5,260×全幅1,900×全高1,455mm
ホイールベース|3,155mm
エンジン|V型8気筒スーパーチャージド付
排気量|4,999cc
最高出力| 405kW (550PS) / 6,500rpm
最大トルク|69.3kgm/3,500rpm
トランスミッション|8速 オートマチック
車両本体価格|17,970,000円(税込)


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