DRIVEゴルファーをさまざまなシーンでサポートするクルマの魅力をご紹介

試乗レポート

4WDの価値とは?
~実用性も高めたモデル、スバル アウトバック~

2014年末、スバル アウトバックがモデルチェンジした。これまでアウトバックはスバル レガシィ ツーリングワゴンをクロスオーバー風に仕立てたモデルのことを指した。その事自体は新型も変わらないが、レガシィ ツーリングワゴンの生産中止に伴い、アウトバックが実質的にレガシィ ツーリングワゴンの後継モデルとしての役割も担うことになった。オルタナティブから主役に踊り出た新型アウトバック。その走りと使い勝手をチェックした。

文/塩見 智 写真/角田慎太郎

「アウトバック」とは、オーストラリア内陸部に広がる赤茶けた大自然のことを指す言葉だ。そのネーミングからもわかるように、スバル アウトバックはアウトドア・ライフで真価を発揮するタイプのステーションワゴンだ。レガシィ ツーリングワゴンをベースに、より高い最低地上高を確保し、ボディ下部にプロテクション・パネルを装着して悪路走破性を高めたほか、各種キャリアを装着するためのルーフレールを標準で備えるなど、実用性も高めたモデルだ。

……と、これまではそう説明すればよかったのだが、現行モデルからレガシィ ツーリングワゴンが廃止されたため、アウトバックは事実上、半分はレガシィ ツーリングワゴンの後継モデルとしての役割も果たすようになった。全体的にはアウトドア・ライフを想起させるデザインでありながら、ところどころ先代までのアウトバックよりもフォーマルよりな、加飾パーツが目立つのはそのためだろう。「半分は……」と書いたのは、現在、スバルにはレヴォーグというレガシィよりもひと回り小さいステーションワゴン・モデルが存在し、半分はそちらがレガシィ ツーリングワゴンの後継モデルとしての役割を果たしているからだ。


新型アウトバックは、2.5リッター水平対向4気筒エンジン(最高出力175ps/5800rpm、最大トルク24.0kgm/4000rpm)を積む。先代には2.5リッターだけでなく、3.6リッター水平対向6気筒エンジンを搭載したモデルも存在したが、新型からはエンジンは1種類となった。スバルが「リニアトロニック」と呼ぶCVTが組み合わせられる。JC08モードで14.6km/Lと特別優れた燃費性能ではないが、レギュラーガソリン仕様なのは助かる。もちろん、駆動方式は4WD。グレードが装備の充実度が異なる2種類。歴代で最もシンプルなモデル構成となった。

走らせた印象は、ひと言でいえばとてもジェントル。近頃は過給器付きエンジンを搭載するモデルが多いため、低い回転数からグイグイとトルク(力強さ)が立ち上がる挙動に慣れてしまっているが、過給器を使わないアウトバックのエンジンは、力強さを必要以上に強調するタイプではない。もちろん、例えば高速道路で追い越し加速をしたいときや登坂路を一気に駆け上がりたいときなどには、アクセルを深く踏めば、必要なパワーを発揮することができるが、街中を流すような場合にはあくまで黒子に徹する紳士的なエンジンだ。

  1. 1
    DRIVE
    2015/09/24

    キャディバッグ4個積めるクルマ特集

  2. 2
    DRIVE
    2014/06/11

    日産自動車編~キャディバッグ、入るか入らない…

  3. 3
    DRIVE
    2014/06/24

    トヨタ編~キャディバッグ、入るか入らないか、…

  4. 4
    DRIVE
    2015/10/15

    スバル車キャディバッグ検証 第12弾

  5. 5
    DRIVE
    2015/08/27

    マツダ車フルラインナップ~キャディバッグ、入…

  6. 6
    DRIVE
    2014/06/17

    ホンダ編~キャディバッグ、入るか入らないか、…

  7. 7
    DRIVE
    2014/05/27

    BMW、VW、ボルボ、他~キャディバッグ、入…

  8. 8
    DRIVE
    2014/10/21

    キャディバッグ、入るか入らないか、真横か斜め…

  9. 9
    DRIVE
    2014/07/15

    キャディバッグ、入るか入らないか、真横か斜め…

  10. 10
    DRIVE
    2015/06/11

    男子プロゴルファーのクルマ 第1弾