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ゴルファーの試乗レポート

どこにもマネできない、フランス流の実用車

ところで、C4ピカソ/グランドC4ピカソには、アクティブ・クルーズ・コントロールが備わるが、他社がこぞって採用する、いわゆる追従クルーズコントロールよりもかなり簡易的で、その機能は限定される。他社の追従クルコンは先行車との車間距離が縮まると自動的にブレーキがかかり、クルマがあらかじめ設定した車間距離を維持しようとするが、シトロエンのアクティブ・クルーズ・コントロールは先行車との車間距離が縮まっても、調整に用いるのはアクセルオフによるエンジンブレーキのみ。当然、先行車の減速が急激だと車間距離を維持できない。その場合には機能がキャンセルされるのみ。

最近では、あくまで過信は禁物だが、先行車がストップすると自車もストップする面倒見のよいシステムが多いので、シトロエンのシステムは中途半端なのは確かだが、同じシステムを採用するプジョーで1000km以上走行してみてわかったのだが、これも仕組みをよく理解して使えば、従来の一定のスピードを維持するだけのクルーズ・コントロールよりは役に立ち、高速道路での長距離を運転する際にドライバーの疲労低減に貢献してくれる。そのほか、ウインカーを出さずに車線をはみ出した場合、シートベルトが振動し、ドライバーに注意を促してくれる。

C4ピカソとグランドC4ピカソは、アクの強いデザインによって企画モノのような見方をされるかもしれないが、繰り返し言うように、人と荷物をたくさん積んで、長距離を快適に移動するための実用車だ。それでいて、インパネを見回すと計器の見方も各種操作の方法もユニークで、ユーザーを楽しませてくれる。また、天地に広大なフロントウインドウによって、開放感いっぱいの視界を楽しむこともできる。必ずしも必要ではないが、あると楽しい仕掛けが随所に散りばめられた、ドイツ車にも日本車にも似ていないフランス流の実用車なのだ。

シトロエン C4 ピカソ エクスクルーシ

シトロエン C4 ピカソ エクスクルーシブ

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取材車両:シトロエン C4 ピカソ/グランド C4 ピカソ

シトロエン C4 ピカソ エクスクルーシブ
ボディサイズ|全長4,430×全幅1,825×全高1,630mm
ホイールベース|2,780mm
エンジン|1.6L DOHC ターボ
最高出力| 121kw(165ps)/6,000rpm
最大トルク|240Nm(24.5kgm)/1,400-3,500rpm
トランスミッション|6速オートマチック
車両本体価格|3,570,000円(税込)

シトロエン グランド C4 ピカソ エクスクルーシブ
ボディサイズ|全長4,600×全幅1,825×全高1,670mm
ホイールベース|2,840mm
エンジン|1.6L DOHC ターボ
最高出力| 121kw(165ps)/6,000rpm
最大トルク|240Nm(24.5kgm)/1,400-3,500rpm
トランスミッション|6速オートマチック
車両本体価格|3,780,000円(税込)


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