DRIVEゴルファーをさまざまなシーンでサポートするクルマの魅力をご紹介
冒頭から4シリーズ グラン クーペを4ドアクーペと説明してきたが、正確には5ドアハッチバックだ。6シリーズ グラン クーペは独立したトランクをもつが、4シリーズのそれはノッチバッククーペのように見え、実は大きく開くハッチゲートをもつ。このハッチゲートが作り出すなだらかなルーフラインによって、同じ4枚ドアであっても、3シリーズ セダンより華やかな印象を受ける。
モデル構成は大きく分けて3つ。2リッター直4ターボエンジン(最高出力184ps/5000rpm、最大トルク27.5kgm/1250-4500rpm)を搭載する420iとその4WD版の420ixDrive、チューニング違いの同じエンジン(同245ps/5000rpm、同35.7kgm/1250-4800rpm)を搭載する428i、そして3リッター直6ターボエンジン(同306ps/5800rpm、同40.8kgm/1200-5000rpm)を搭載するフラッグシップの435i。トランスミッションは全車8速AT。それぞれに標準、ラグジュアリー、Mスポーツの3グレードが設定される。
今回は428iグラン クーペ ラグジュアリーに試乗した。4シリーズに限らず多くのBMWに設定されるラグジュアリーグレードは、インテリアにウッドが多用され、外観はクロームが多めで、エレガントなマルチスポークのホイールが装着されるのが特徴。シートやドア内張りの表皮は柔らかく心地よいキャメル色のダコタレザー。「ジャトバ」という濃いブラウンのボディカラーとよくマッチしている。
