DRIVEゴルファーをさまざまなシーンでサポートするクルマの魅力をご紹介

清水和夫の海外試乗レポート

世界の基準を変える存在となった新型メルセデス・ベンツCクラス

「Cクラス」は、安全性・快適性・走行性能を高い次元で兼ね備えた、メルセデス・ベンツのフラッグシップ。その完成度の高さから、歴代モデルがその時代のクルマ選びの基準とされてきた。今回の新型Cクラスはさらにクオリティが磨かれ、新たな世界基準を作り出したと言っても過言ではなく、今年試乗した各メーカーの新型車の中で最も印象的なクルマの一つだ。南仏のマルセイユで行われた国際試乗会での試乗レポートをお届けする。

メルセデス・ベンツCクラスの様々な先進技術

今年試乗した新型車でもっとも印象的だったのは新型メルセデス・ベンツのCクラスだ。Cクラスは、世界4ヶ所の工場で生産されるメルセデスの屋台骨であるだけに、様々な先進技術が盛り込まれている。

ところで先に発表されたCLAはメルセデスのエントリーモデルであるA・Bクラスをベースに開発された4ドアセダン。スタイリッシュなデザインでセダンとは思えないほど若々しいメルセデスだ。このCLAがメルセデスのセダンラインアップのベースモデルとなったので、今回登場したCクラスは事実上、CLAのお兄さん格として開発されている。そのためにサイズは従来のCクラスよりもひと回り大きくなっている。

新型Cクラスは見た目もSクラスに近いし、全体的に高級感が漂っている。全幅は1810ミリと二世代前のEクラスとほぼ同じサイズであるが、今の時代このくらいの大きさは許容範囲だろう。ということで新型Cクラスは立派に見えるし、ベビーSクラスという印象だ。
 インテリアも洗練されている。BMW3シリーズやアウディA4がライバルだが、完全に一クラス上の質感に仕上がっている。内装が豪華なモデルではSクラスのような高級感を感じることができる。

エクステリアデザインも個性的で、CLAよりも伝統的なセダンフォルムを持っているが、フロントマスクには「スポーツグリル」と伝統的なSクラス風の「クラシックグリル」の二種類が用意されている。「スリーポインテッドスター」のエンブレムがボンネット先端に置かれるが「クラシックグリル」を私なら好む。メルセデスに乗っているという誇りを感じるからだ。

Profile
清水和夫 kazuo shimizu(モータージャーナリスト)
1954年生まれ東京出身 武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして、自動車の運動理論・安全技術・環境技術などを中心に多方面のメディアで執筆し、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。近年注目の集まる次世代自動車には独自の視点を展開し自動車国際産業論に精通する。一方、スポーツカーや安全運転のインストラクター 業もこなす異色な活動を行っている。
連載および寄稿先として『CAR GRAPHIC』(カーグラフィック)、『LEVOLANT』(学研)、『CARトップ』(交通タイムス社)、『オンリーメルセデス』(交通タイムス社)、『GENROQ』(三栄書房)、『ENGINE』(新潮社)、『モーターマガジン』(モーターマガジン社)、 『ホリデーオート』(モーターマガジン社)などがある。


  1. 1
    DRIVE
    2015/09/24

    キャディバッグ4個積めるクルマ特集

  2. 2
    DRIVE
    2014/06/24

    トヨタ編~キャディバッグ、入るか入らないか、…

  3. 3
    DRIVE
    2014/06/11

    日産自動車編~キャディバッグ、入るか入らない…

  4. 4
    DRIVE
    2015/10/15

    スバル車キャディバッグ検証 第12弾

  5. 5
    DRIVE
    2014/05/27

    BMW、VW、ボルボ、他~キャディバッグ、入…

  6. 6
    DRIVE
    2015/08/27

    マツダ車フルラインナップ~キャディバッグ、入…

  7. 7
    DRIVE
    2014/10/21

    キャディバッグ、入るか入らないか、真横か斜め…

  8. 8
    DRIVE
    2014/06/17

    ホンダ編~キャディバッグ、入るか入らないか、…

  9. 9
    DRIVE
    2014/07/15

    キャディバッグ、入るか入らないか、真横か斜め…

  10. 10
    DRIVE
    2015/04/23

    人気SUV中古車編~キャディバッグ、入るか入…