COURSE NAVI一度は訪れる価値のある感動のコースをピックアップ

大地の巨匠

開場からわずか15年で
日本オープンの舞台に

アリソンバンカーやドッグレッグホール以外にも、「レダングリーン」を作って戦略性を高めているのも上田設計の特徴だ。これらの要素で名作といわれるコースとなり、開場からわずか15年で日本オープンを開催することになる。

戦略性を極めた14番ショートホール

上田らしさは他でも感じられる。必ずひとつはレイアウトするというレダンタイプのグリーンだ。有馬ロイヤルGCでは14番(パー3)211yで出合うことができる。グリーンは左奥に向かって伸びていて、左手前にはバンカーという配置。傾斜は奥へ、そして右から左バンカーへと付けられているため、ドローボールで右手前から転がす、フェード回転をかけてバンカーの上から落として止める、左奥からアプローチで寄せるなど、多様な攻め方を選択できる。また、ピン位置によって難易度が変わる戦略性の高さもレダンタイプの特徴だ。

14H・Par3・211Y

マスターズの舞台にもレダングリーン

「レダン」とはスコットランドのノースベリック西15番の別名だ。上田だけでなく世界中の設計家がこのホールを手本としていることから、「世界一コピーされているホール」とも呼ばれている。日本人に馴染みがある世界の名コースでは、マスターズを開催するオーガスタナショナルGCの12番(パー3)が有名(アリスター・マッケンジー、ボビー・ジョーンズ設計)。主にショートホールでこのタイプのグリーンが使われるが、上田は比較的やさしいパー4、パー5にもレダンを取り入れて戦略性を高めているのが興味深い。

6H・Par3・160Y

6H・Par3・160Y

上田設計と相性抜群の青木功、日本オープン制覇

1972年にオープンした有馬ロイヤルGCは、開場からわずか15年の1987年に日本オープンを行うことになる。中嶋常幸の大会史上初となる3連覇がかかったこの大会、中嶋を1打差で下したのは青木功だった。青木は茨城GCの関東オープン(1974年)、エイジシュートを達成したくまもと中央CCの日本シニアオープン(2007年)でも優勝を遂げている。どちらも上田設計コースだ。「上田さんのコースとは相性がいい。自分のプレーリズムと上田さんが作るコースの流れがマッチするんだろう」とコメントを残している。

16H・Par4・481Y

16H・Par4・481Y


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