COURSE NAVI一度は訪れる価値のある感動のコースをピックアップ

COURSE NAVI : 2014/10/16
18Hすべてが名物ホール!
モンスターコースを攻略せよ!
もしも鹿島の杜CCをプレーしたゴルファーに印象に残ったホールを訊ねたら、ほとんどのホールを上げることになるのではないか。このコースの18ホールは、それくらいどこも魅力的でインパクトがある。
グラスバンカー&池に囲まれたグリーン
400yを越えるパー4が多い中、比較的距離が短い331yの7番と344yの13番だ(白ティ)。一見、他のホールほどティショットのプレッシャーはかからなそうだ。しかし、ポイントはグリーン周りにある。7番は高低差が3mはあるグラスバンカー、13番は池がぐるりとグリーンを囲んでいる。スピードのあるグリーンにボールを止めるには高い球が必要。そう考えると2打目はできるだけ短い番手を持ちたくなる。つまり比較的短いホールであるが、ティショットも飛ばしを求められるわけだ。
ショートホールなのにドライバーが必要!?
パー3が4ホールある中、もっとも長いのが12番。白ティから189yだが、青ティからは231y、黒ティからは実に246yの距離がある。打ち下ろしのロケーションだが、ティグラウンドに立つと、左手前に谷、グリーン左手前と右にバンカーと逃げ場がない印象。しかも、楕円形のグリーンは2段で左奥に伸びている。直接ピンを狙うと左のバンカー、さらにミスをすれば左の谷につかまってしまう。距離が長いホールだけに無理に1オンを狙わず、右サイドのバンカー手前から寄せワンを狙うというマネジメントも効果的だ。
荒地を避けて攻略する600y超のパー5
最長ホールが15番のロングホール。黒ティから602yというタフなロケーションだ。注意したいのは左サイドにずっと続くウエストエリア(荒地)。バンカーではないためソールして打つことができるが、ライは凸凹で土の塊が転がっているため満足にスイングできないケースが多い。残り100y地点にはフェアウェイを断絶する大きなウエストエリアがあり、レイアップはその先までボールを運びたい。またグリーンは左右にバンカーがあり、最後までショットの正確性が求められる。
取材協力:鹿島の杜カントリー倶楽部
〒311-2206茨城県鹿嶋市武井1877-1
TEL:0299-69-0500
東関東自動車道/潮来ICより17㎞
距離:3,710Y(OUT)、4,020Y(IN) Par:72
コースレート:76.4(OUT・IN・ベント)