ギア最新ギアの実力と魅力をあらゆる角度から分析してご紹介

“ゴルフ サイエンティスト”の強さの秘密は、 自らの考えを貫く信念と、使用する"新感覚"のギアにある!

[PR] ブライソン・デシャンボー × COBRA PUMA GOLF

PGA Tour2017-2018シーズンで3勝を挙げ、栄誉あるライダーカップのアメリカ選抜メンバーにも選ばれたブライソン・デシャンボー。世界ランキング上位にまで登り詰めた彼の強さと使用ギアについて、ゴルフライターのツルハラ氏に徹底解説してもらった。

【Introduction】

“PGAツアーでもっともユニークな選手”。ブライソン・デシャンボーをそう表現しても過言ではないだろう。スイング、使用ギア、ゴルフに取り組む姿勢までもが、他の選手とは一線を画していて、デシャンボーはゴルフ業界にいる僕らにとっても目が離せない存在だ。

2018年は、デシャンボーにとって快進撃の年となった。6月の「ザ・メモリアルトーナメント」で勝利し、シーズン終盤のプレーオフシリーズでは「ザ・ノーザントラスト」、「デルテクノロジー選手権」と立て続けに2週連続優勝。惜しくも年間チャンピオンの座は逃したものの、その優秀な戦績からライダーカップのアメリカ選抜チームメンバーにも選ばれた。現在の世界ランキングは自己最高の7位(2018年10月12日時点)。今、デシャンボーがノリに乗っていることは誰の目にもあきらかだ。

強さの秘密は、独自スイングとワンレングスアイアン

ゴルファーというのは、ゴルフのスキルに関係なく感覚派と理論派に分かれる。プロの世界でもそうで、感覚派として有名なのはセベ・バレステロスや青木功だろうか。デシャンボーの場合は、完全に後者のほうである。

デシャンボーは、学生時代にコーチの紹介で一冊の本に出会う。それが1969年に初版が発行された『ゴルフィングマシーン』だ。著者は、ボーイング社のエンジニアであったホーマー・ケリー。この本はよくレッスン書だと勘違いされているのだが、そうではない。ゴルフスイングを科学的かつ力学的に検証した内容で、研究論文のような文面で複雑に構成されているため、読み解くのが非常に困難な書物としても知られているほど。ちなみに、僕も興味本位で10年ほど前に『ゴルフィングマシーン』を購入したが、ゴルフのお守り代わりとして本棚を飾っているだけ。とても読む気にはなれないシロモノなのだ。
当時学生だったデシャンボーは、この小さくて黄色い表紙の難解な本を読み込み、傾倒した。内容を理解するために物理の勉強までしたという。そしてコーチとともにスイングの研究を開始し、彼がもっとも効率的で正確にボールが打てると考えるスイングを作り上げていった。まさに理詰めのゴルフスイングだ。こうして彼はより強くなった。

そうして身に付けられたデシャンボーのスイングは、他の選手とは違っていて独特に見える。まず目に付くのは、クラブを極端にハンドアップに構えるアドレスだ。
手とクラブで作られる角度を極限まで浅くしたこの構え方は、肩からクラブヘッドまでを一直線にするように努めたもので、希代のボールストライカーとして語り継がれているカナダ人プレーヤー、モー・ノーマンのものと非常によく似ている。『ゴルフィングマシーン』には世界中に熱心な研究者がいるが、彼らは傾向として究極のスイングのお手本としてモー・ノーマンやベン・ホーガンのスイングに行き着く。デシャンボーも同じく往年の2人の名プレーヤーをリスペクトしているようで、彼がよく試合でハンチング帽をよくかぶっているのは、ベン・ホーガンに憧れているからだそうだ。

スイングに話を戻そう。デシャンボーが肩からクラブヘッドまでを一直線にして構えるのは、アドレスでできたシャフトの角度をスイング中にできるだけ一定に保ち、ヘッド軌道を安定させながらフェースローテーションを極力抑えたいからに他ならない。これは前出のベン・ボーガンが提唱した「ガラスの板」の理論にも通じるものだが、要するに手や腕に無駄な動きをさせず、アドレスで構えた際のヘッドの状態をスイングのひとつにしたいという考えに基づいている。「シングルプレーン スイング」と呼ばれるものだ。

いつも正確にボールをヒットできるように、デシャンボーは「シングルプレーン スイング」によって自分のスイングに究極の再現性を求めた。そして、実戦での再現性を高めるために道具にも工夫を凝らすようになる。そうして開発されたのが、すべての番手の長さを同じに揃えたアイアンセットだった。

ゴルフクラブは、番手によって長さが異なっているのが常識。しかし、デシャンボーはその常識を疑った。スイングの再現性を高めるなら、同じ長さのクラブをいつも同じ感覚で振ったほうがいいからだ。そんなデシャンボーの考えをもとに、契約メーカーであるコブラは全番手の長さが同じアイアンセットの開発に着手。デシャンボーが納得する性能のクラブを作り出し、彼のゴルフレベルをさらに引き上げる貢献者となった。
もちろん、今年3勝した彼のバッグにも、コブラの「ワンレングス アイアン」が収められていた。今、デシャンボーのゴルフには、長さが同じに揃えられた「ワンレングス アイアン」がなくてはならない存在となっている。

理詰めでゴルフのスキルアップを考えると、スイングは「シングルプレーン」というシンプルなカタチになり、全番手が同じ長さというシンプルなアイアンセットができあがった。デシャンボーのスイングとクラブ性能のマッチングは年々レベルが上がり、そうして彼はより強くなった。


次ページでは、アマチュアにとっての「ワンレングス アイアン」の有用性と、画期的な履き心地と性能をもたらすプーマのゴルフシューズ「イグナイト パワーアダプト」について解説!




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