レッスン「US版 Golf Digest」と契約する有名プロのゴルフレッスン

かっこいいだけじゃない!

PGAツアー“ナイスガイ”選手権!? 果たしてNo.1は誰なのか?

ツアーで“ナイスガイ”になるには、自己中心的にならないことから始まる。

PGAツアーきってのナイスガイ達

米国ゴルフダイジェスト社は、現役PGAツアー選手を対象に、30位までの“ナイスガイ”ランキングを作成。トーナメントディレクター、プレーヤー、キャディ、メディアメンバー、ゴルフエグゼクティブ、大会ボランティアスタッフらが1~10までの数字を投票し、ランキングにした。ナイスガイの定義とは? そして、ナイスガイランキングを一挙公開!

プロアマ大会ではパットラインを読んでもくれるプロたち

多くの人間によれば、ゴルファーは他のプロアスリート達と比較すれば、礼儀正しく、協力的で、実に素晴らしい人間だという。それと同時に、中にはつまらないマニフェストを掲げ、自分に溺れ、傲慢になっていることに無感覚となり、他の競技の中でもワーストと位置づけられる選手もいる。大会関係者によれば、知名度の高い、あるメジャー優勝者は「心臓に悪い」と言われるなど評判が悪い。

ナイスガイ達はこうした振る舞いは決して取らない。彼らは寛大で、ボランティアスタッフにも感謝を示し、プロアマ大会ではパットラインを読んでもくれる。それに気の進まない時でも、時には1時間以上ファンのサイン要求に応えてくれる。

PGAツアーきってのナイスガイ達

ベイ・ヒルのロッカールーム管理を務めるリック・ロバーツは、昨年のアーノルド・パーマー招待で、グラエム・マクドウェルの取った行動が印象に残ると話す。マクドウェルは最終日タイガー・ウッズとペアを組み74を叩き、ウッズに5打差で敗れた。大会後、駐車場から車で出て行こうとした際、1人の女性とその娘に呼び止められ、サインを頼まれた。マクドウェルは運転席の窓を下ろしてサインをしてあげると、今度は一緒に写真を撮ってもらえないかと頼まれた。すると「全く問題ない」と答え、車を止めて写真撮影に応じた。この光景を見たロバーツは、「自身のプレーに失意していたにも関わらず、若いファンの申し出を足蹴にすることなく対応していました。やろうと思えば適当に殴り書いて、その場を立ち去ることも出来たでしょう。ですが、彼は少女の為に時間を取って、親子にとって記念となる良い思い出を与えたのです」と、その時のことを振り返る。

グラエム・マクドウェル ファンからのサイ

グラエム・マクドウェル ファンからのサインと写真撮影に快く応じた

ナイスガイ 7つの基準

ツアーのナイスガイ達は、自分達がどういう道を辿って、今のポジションについたかを認識しているのだろうか? 我々のインタビューに答えてくれたキャディーによれば、「それは難しい」とのこと。「全ての競技において難しいことでしょう。周囲が富と名声を与えてくれるわけで、以前の自分達がいた場所など見当もつかなくなると思います」。

ナイスガイの基準を作るべく、我々はキャディー、ツアーオフィシャル、ボランティア、メーカーのツアー担当、スポンサーの話を参考にし、そしてナイスガイの基準は以下の通りとなった。

①慈善活動に参加しており、小切手にサインするだけではなく、自ら活動に参加する。

②ボランティア、ロッカールーム係、運転手などにも気配りが出来る。

③ファンにフレンドリー。

④誰かが見ていなくとも紳士に振る舞える。

⑤ゴルフを代表する存在で、模範的な存在。

⑥メディアにも真摯に対応。最低でもプロとして寛大な姿勢を見せる。

⑦側近にもフレンドリーに接する。

ナイスガイの代表と言えば、アーノルド・パーマーをおいて他にいない

彼を嫌いという声を聞いたことがない。パーマー曰く、「ナイスガイレースで無敵の存在などいない」という。しかしながら、彼こそナイスガイの見本。ファン、あるいはライターの中には、パーマーがナイスガイとして減点されると主張する連中もいるだろうが、そうした意見に我々は目を向けない。

ある友人が、数年前オーガスタでパーマーを見た時の話。彼が外でスタッフと打ち合わせをしていた際、1人のファンが「アーニー、サインを頂けますか?」と声をかけた。アーニーは振り返り、打ち合わせ中であると説明した後、数分後にサインするから待っていてもらいたいと語ったという。それから突然打ち合わせ中に話を止めて振り返ると、あたりを見渡してファンに近づき「さぁ、何をすれば良いのかな?」と話しかけた。

パーマーのように気前の良い振る舞いを当然のように出来る、そしてパーマーよりファンサービスに時間を割く選手はいないということが、この些細な光景だけで友人に伝わったという。この友人は、「彼の表情を見れば、彼の気持ちがすぐにわかった。何というか、『ちょっと待て。いったい自分は何をしているんだ?』という感じだったから」と、その様子を説明してくれた。

「アーノルドの存在が、ファンサービスの基準を高くしている」と語るのは、心理学者のボブ・ロテラ。彼はファンサービスと競技者の狭間に苦しむプロをクライアントに持っている。「以前クライアントの何人かがこう言っていました。『もちろん自分だってファンサービスをしてあげたい。でも、それは自分の性格には不向きなんだよ、先生。水曜日に来てほしい。皆ビジネスなんだ』と」。

「ナイスガイレースで無敵の存在などいない

「ナイスガイレースで無敵の存在などいない」という、アーノルド・パーマー

  1. 1
    アイテム
    2012/10/18

    ウェッジのバウンス角を理解すればスコアアップ…

  2. 2
    レッスン
    2013/09/12

    「ぶっ飛ばしたいなら、俺のようになれ!」

  3. 3
    レッスン
    2013/03/07

    タイガー・ウッズが教える! 強くなる10個の…

  4. 4
    レッスン
    2012/08/23

    ユーティリティの基本

  5. 5
    レッスン
    2013/01/23

    安定してベストショットを打つ方法 ダスティン…

  6. 6
    レッスン
    2013/10/09

    寄せワンを成功させる3ステップ

  7. 7
    レッスン
    2013/01/10

    ハンク・ヘイニーが「80台をマークする4つの…

  8. 8
    レッスン
    2014/04/24

    真っ直ぐなティショットとピンに寄るショット …

  9. 9
    レッスン
    2013/10/24

    達人たちに学ぶ アイアンショットの秘訣

  10. 10
    レッスン
    2013/04/08

    デビッド・レッドベター「グリーン周りでの安定…