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タイガーのレッスン!

タイガー・ウッズが教える! 強くなる10個のレッスン

ファーマーズ・インシュランスオープンで今季初勝利を飾ったタイガー・ウッズ。タイガーといえば、表向きは“ギャラリーを沸かせるショットを連発”という印象が強いが、常にスイングの課題を持ち、地道に細やかな分析への取り組みを忘れない。そこでアマチュアゴルファーにも参考になる。タイガーのレッスンを10個ご紹介! これであなたもタイガーになれる!?

①「身体を使ってアプローチしよう」 一貫性を保つために大きな筋肉群をコントロールする

正確なピッチング:手ではなく身体をターン

正確なピッチング:手ではなく身体をターンさせることに集中している。

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ショートゲームが上手いプレーヤーは、生まれ持った才能と柔らかい両手の使い方、そして小さなショットはフルスイングの縮小版という見解を備えている。アプローチもフルスイングも、インパクトを通じてターゲットに向け身体をターンさせることを含めた基本は同じ。特にピッチングでは、上半身と下半身を同調させてターンさせる必要があるのだ。

ピッチングが苦手なゴルファーのほとんどは、ダウンスイングでその同調がない。上半身が固まる一方で下半身を使いすぎるか、クラブをボール位置に運ぶために手に頼っている。両者とも安定してソリッドにボールにコンタクトさせるという点で問題だ。

僕はピッチングでは流れるようなスイングと焦らないことを感じるようにしている。テンポもフレッド・カプルスのフルスイングくらいスムーズにするよう心がけているんだ。上半身と下半身をシンクロさせることができる、というのもそうしている理由。肩や胸、腰、ももという大きな筋肉を使ってピッチングしている感覚を得るようにしているんだ。

僕は、距離をバックスイングの大きさでコントロールし、ボールの高さは番手とボール位置で調整している。スイング中に、両手や両腕の動きを遅くしたり早くすることは考えない。それら全てに加え、体幹をショットを通じてターンさせるようにしているのだ


②「グリーンでの記憶」よりパットを決めるためにプレーしたグリーンを覚えておこう

リプレー:過去にパッティングしたグリーン

リプレー:過去にパッティングしたグリーンを思い出し、直前のパットに集中する。

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僕が特定のコースで複数回優勝できた理由の一つに、グリーンに慣れていたということがある。僕は多くの記憶を頼りにパッティングしており、これのお陰でグリーンの読みがより簡単になる。ところがグリーンのラインが変わってしまうと、これは不利に働く。数年前のドラールのブルーモンスターはそのひとつだった。

スティービー(キャディのスティーブ・ウィリアムス)のグリーンについてのノートを参考にすることは殆どないが、いつも持ち歩いてはいる。ツアーでプレーした全てのコースのグリーンを図で書き込んでいるんだ。グリーンを読む時にそれを見て、頭の片隅に覚えておく。それは傾斜かも知れないし、雨水が流れ芝の色が変わった部分かも知れない。また僕は常にグリーン周りの地形や芝目もチェックしている。

グリーンのわずかな曲がりでも覚えておくようにしよう。そうすれば毎回のパットが新たな冒険とはならないはずだ。


③「脱出するために鋭角に打つ」 正しくインパクトするには早めのリストコックが必要

左サイドに(身体を)傾けセットアップする

左サイドに(身体を)傾けセットアップする。体重は前側にリストをフルにヒンジさせる。

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グリーンサイドバンカーは、バックスイングでクラブを垂直に上げたい場所の一つだ。そうしないとボールのかなり後ろを打ったり、トップしてグリーンオーバーする可能性がある。

僕は時々、ハンディキャップの多い方がティーやフェアウェイでするようなスイングを、バンカーでもしているのを目にしている。そうすると、クラブが砂に入る場所が一定せず、弾道や距離をコントロールできるのは稀。バンカーショットはシンプルなのに、これではミスすることになるのだ。

バックスイングでクラブを急激に上げるには、早めにリストをコックさせ肩をフルにターンさせる必要がある。スティープにバックスイングすれば、ダウンスイングもスティープになりサンドウェッジのバウンスも使えるようになるのだ。そしてスイング中は体重を左サイドにかけ、スイングスピードを加速させることを忘れずに、リズムの良いしっかりとしたフィニッシュをすることを心がけよう。


④「プレッシャーを緩和させる」 テークバックとフォローでは良いリズム作りに集中しよう

リズムをキープするには、グリップを強く握

リズムをキープするには、グリップを強く握らずにテークバックとフォローをペース、大きさとも対象に振る

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パッティングの名手の殆どは、プレッシャーのかかった場面でリズムを保ってストロークする才能に恵まれている。メジャー制覇が掛った4フィートのパットでも、友達とのマッチでのパットでもストロークが同じに見えるのだ。

一方、パッティングの苦手な方はプレッシャーが掛ると、ストロークのあるところで動きが速くなる。結果として一貫性に欠けるのだ。

リズムを保つためには、グリップを強く握らずにテークバックとフォローをペース、大きさとも対象に振るようにしよう。軽くグリップすることでストロークを感じることができるし、パターヘッドが自然にリリースすることも可能だ。またバックスイングとフォローの大きさが同じにもなる。良イズムを作るというのは、パッティングのカギの一つなのだ。


⑤「顎を上げて良いポスチャーを作り出す」 動作の準備が整ったアスリートのように見せよう

僕は、アスリートのポスチャーと安定したスイングの連携について以前教えられたことがある。それは腰から身体を曲げ、両腕を自然にたらし、やや膝を折り、そして顎を胸から離すというものだった。多くのアマチュアは、セットアップ時に顎を胸に沈めるようにしてしまうが、これは肩のターンと体重移動の妨げになってしまうのだ。

もしあなたにこういった問題があれば、有名なアスリートを参考にすると良い。フットボールのクォーターバック、ランニングバック、レシーバーを思い描いてみよう。彼らはいつも頭を上げ、プレーの準備は万端だ。同じように、もし陸上のハードル選手が顎を肩の間に引いていたら、ハードルを越えるのは難しくなるだろう。


<始動からフィニッシュまでスイング面は同じ>

1. 正しく腰から曲げることで、的確なアドレスでスイングをスタートできる。
2. 左肩が簡単に顎の下を通り、体重はトップで右サイドにシフトする。
3. ショットに向かう際、右サイドから打ちに行くので右かかとが浮き始める。これがポスチャーをキープしている証だ。
4. 良いポスチャーに集中することで、フィニッシュで両臀部のポケットがこの位置からでも確認できる。完璧なバランスになっている証拠だ。


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