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手首の角度をキープしよう!

毎回ナイスショットするための5つの基本  ボビー・クランペット

地球上には、ゴルファーの数だけスイングもある。だからトップで正しい位置に両手が収まっているかということや正しく体重移動しているかということよりも、どのようにボールにクラブがコンタクトしているかということが重要だ。そこで今回はソリッドにボールにコンタクトするための5つの基礎を紹介しよう。

◆BOBBY CLAMPETT ボビー・クランペット

クランペットは現在、CBSスポーツのゴルフブロードキャストチームのメンバーとしても活躍し(91年よりチーム所属、95年からフルタイム)、これまでに300以上のPGAツアーイベントとその他40以上のメジャーチャンピオンシップのコメンテーターを担当。さらに現役のチャンピオンズツアー参加者であり、15年のキャリアを通して1.8億ドル超を稼いだ経歴もあり、生涯PGAのメンバーである。
ゴルフコースデザイナーとしても仕事をしてており、ノースカロライナ州のラレーにある自宅で作家として執筆活動にも積極的。
チャンピオンズツアーのプレーヤーでインパクトゾーン(ゴルフの真実の瞬間をマスターする)をアンディ・ブルマーと共著した。現在インパクトゾーン・トレーニングDVDシリーズに着手しようとしている。
1987年からはパイロットもこなしており、1986年モデルのPiper Malibuで5000超の飛行時間を経ている。複数のチャリティー団体に積極的に協力している。

★IMPACT KEY クラブヘッドを遅らせる

手首の角度をキープしよう

手首の角度をキープしよう

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「チップの上を通過させ、その前の地面を打つ」

アマチュアの方は時折、インパクトでボールを両手で叩くように打つことがある。
そうではなく、バックスイングで左手首をヒンジさせ、クラブヘッドの重さを感じながらダウンスイングするようにしよう。そして、ボールに向かって回転する際は、両手も流れに任せる。そうするとクラブヘッドより先に両手がボールポジションを通過することになるだろう。これがクラブヘッドを遅らせる(クラブヘッドラグ)ということだ。これにより単にボールを打つのではなく、押しつぶすことができるのだ。

◆ドリル①◆
写真のようにボールがあるべきところにタオルを置き、クラブの代わりにアライメント用のスティックを握ってみよう。そしてダウンスイングし、タオルを通過しその前の地面と打つ。こうすると、ターゲットに向かって回転する際に、両手よりもスティックが遅れるはずだ。スティックを地面に叩くようにすると、最終にタオルを打ってしまうだろう。最終的にはスティックをアイアンに持ち替えて、タオルの前にボールを置いて練習してみよう。これは両手の緊張をほぐす練習にもなる。

★IMPACT KEY  最下点はボールの前

スイングの最下点は前方に

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「スイングの最下点を前方に」

ボールをしっかり押しつぶすには、スイングアークの最下点はボールの4インチ前にする必要がある。理想として、クラブはダウンスイングの途中でボールにコンタクトし、インパクト後も下方向に動くべきだ。アマチュアの方は、スイングでボールを上げようとし、ミスにつながる。これではクラブの最下点がボールより手前になってしまいダフリや、地面に当たらないトップ現象が起きてしまうのだ。

◆ドリル②◆
ボールがあるべきところにマーカーなどの目印を置き、サンドウェッジを持ってアドレスしてみよう。そしてアプローチを打つようにストロークし、マーカーの上を通過させ、その前の地面に当てるようにする。繰り返しこの動きができるようになったらスイングのスピードを上げてみよう。最終的にこのドリルが簡単に感じるようになったら、マーカーの上にボールを置き、実際にショットしその前の地面を打ってみると良い。フルスイングのショットでも、スイングの最下点を前方にするように心がけよう。

★IMPACT KEY  フラットな手首

左手首を返さない。

左手首を返さない。

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「全てのショットにおいて、インパクトで左手首はフラットにする」

多くのアマチュアは、インパクトで左手首をリリースし甲側に返すような動きをしている。これではショットに力が入らない。インパクトでの左手首はフラットかやや手の平側に折れているのが正しいのだ。

◆ドリル③◆
左手だけでパターを握り左手首だけに注目してストロークしてみよう。左前腕と左手首がインパクトで一直線になることがゴールだ。この感覚をつかめたら、普通にグリップしストロークしてみよう。そして左手首をしっかりさせ、チッピングやピッチングにトライし、フルスイングまで行う。

★IMPACT KEY  目標に合ったスイング軌道/クラブフェースをスクエアにする

「目標に合ったスイング軌道」

クラブフェースが目標に対してスクエアで、スイング軌道がターゲットラインと合っていれば、ボールは真っ直ぐ飛ぶはずだ。確かに軌道がターゲットラインに合っていなくてもナイスショットは可能だが、しっかりとコンタクトできる技術が向上すれば方向性も安定する。だから、クラブのスイング軌道は、インパクトでカギとなる他の部分同様に重要なのだ。

◆ドリル④/写真左◆
マス目を描き手前のコーナーでアドレスする。両肩と並行になっている線があなたのターゲットラインとなり、垂直になっているラインをボール位置としよう。そしてスイングし薄くディボットを取る。このディボットにより次のことが分かるはずだ。
(1)軌道が目標に向いているか
(2)最下点がボールの前になっているか
(3)フェースのセンターでコンタクトしているか、ということだ。
多くの格子があることでラインを描くためにスイングを止める必要がなくなる。


「クラブフェースをスクエアにする」

クラブのスイートスポットでボールを打つために、どのくらい前腕をローテーションさせるかを決めるのはグリップだ。ストロンググリップなら、トップでウィークグリップほど前腕を回転させる必要はない。重要なのは、どちらのタイプか知ることだ。


◆ドリル⑤/写真右◆
アイアンをシャフトの真ん中で握り、グリップを左ワキの下に当てる。そしてソフトで平らな面に対して模擬スイングをしてみよう。クラブのリーディングエッジ全体がその平らな面に当たるようし、もしヒール側が初めに当たるなら、前腕のローテーションが必要で、トゥ側が先に触れるようであれば、そこまでローテーションは必要ない。リーディングエッジ全体が平らな面に当たるまで練習しよう。

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