ゴルファーの想いを被災地へ。 ゴルフのイメージアップにご協力を[ゴルファーから寄付で被災地に植樹をしています。]

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ゴルフ場が乱開発された時代は「環境破壊」や「環境汚染」と非難されていたゴルフ場だが、年々その考えは見直され、「ゴルフ場は環境保全に一役買っている」という見方が強まっている。しかし、ゴルファー以外の人々の中には、まだまだ偏見があるのも事実だ。公益社団法人ゴルフ緑化促進会は、そんなゴルフのイメージを刷新しようと活動を続ける団体だ。「当会の活動に賛同いただける皆様にぜひご協力いただきたい」とゴルファーに呼びかける大西久光理事長に話を聞いた。

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――まずは公益社団法人ゴルフ緑化促進会の発足の経緯を教えていただけますか。
昭和51年、環境庁の許可を得て社団法人ゴルファーの緑化促進協力会を設立しました。オイルショックでトイレットペーパーがなくなったと騒ぎになったのは昭和48年。当時、日本のゴルフ場は約700コースありましたが、その5年後には倍増して1400コースになりました。世間では「ゴルフ場は環境破壊、環境汚染」といわれており、そんなイメージを払拭しようと設立したのです。
――どのような活動をされているのでしょうか。
ゴルファーやゴルフ場をはじめ、ゴルフにかかわる様々な方々と連携して、緑化の促進と自然環境の保全が大きな目的です。

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――ゴルフ場はかつて、自然破壊、環境汚染の代名詞のようにいわれていましたが、そのイメージが変わってきたという印象はありますか。
樹木は二酸化炭素を吸収して(年間410万トン)酸素を吐き出す天然の温暖化防止装置という役割がありますが、手入れがされていない森林を放置しておくと、その機能が低下してしまうし、自然災害を引き起こす原因になってしまいます。一方、ゴルフ場の樹木は管理されているので、温暖化防止能力をフルに発揮できるわけです。様々な研究論文などが発表され、ゴルフ場は環境保全にひと役買っていると認知されはじめてきましたが、ゴルフをしない方々の中にはまだまだ昔のゴルフのイメージを持っている人が多いようです。

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――そのイメージを払拭することがゴルフ緑化促進会の大きな活動目的のひとつというわけですね。
ゴルファーからの寄付金をゴルフだけで使うのではなく、主に世の中のために使わせていただいています。協会設立から現在まで、ゴルファーからの寄付金は平成27年度までで105億円を超えています。その寄付金で日本全国に205万本の植樹をしてきました。
――どのような場所に植樹されてきたのでしょうか。
これまでは全国各地に植樹してきましたが、いまの日本は緑に溢れていますから、現在は主に被災地に植樹をしています。例えば今年度、当会は40周年を迎えました。その記念事業の一環として「被災地復興支援さくら植樹」を行っています。岩手県県民の森に11種類のさくらを植樹しましたし、福島県のさくら公園には600本の植樹を行いました。

岩手県県民の森
福島県のさくら公園

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――植樹以外にはどんな活動をされていますか。
松くい虫対策です。全国的に松くい虫による松枯れを起こしている現状があります。もっとも効果的な方法は薬剤を空中散布することなのですが、様々な抵抗があり現実的に空中散布を行うのは難しい状態です。しかし、だからといって枯れた松をそのまま放置しておくと、ほかの松まで枯らしてしまうのです。当会では薬剤の研究や松枯れを起こした木の伐採をサポートする活動をしています。
また、ゴルフ場の廃棄物を肥料にしてもう一度コースに戻すという廃棄物再生も行おうとしていますが、廃棄物は各自治体が処理する決まりになっており、廃棄物処理場に持っていくという規定があるため、こちらは現在調整中です。

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――ところで、ゴルファーからの寄付金を集めているとおっしゃっていましたが、どのように寄付を募っているのでしょうか。
当会の会員ゴルフ場でプレーすると、「緑化協力金」として50円いただく仕組みになっております。ほかにもホールインワン、エージシュートをされた方々など、多くのゴルファーの寄付金で植樹活動を行っています。
先ほど申し上げた通り、これまでの累計は105億円。のべ2億1080万人のゴルファーに協力いただいたことになります。今後は「緑化協力金」やホールインワンなどだけでなく、さらに多くのゴルファーの方々に記念植樹などのご支援をいただこうとプロモーションを行っています。

ホールインワンで緑化貢献

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――ゴルフはルール・マナーが大切なスポーツ。日頃から目土を行うなど芝を大切にする意識のあるゴルファーからの協力は集まりそうですね。
当会は公益社団法人として平成23年に認定を受けておりますので、寄付金には特定公益増進法人としての税法上の優遇措置が適用され、所得税(個人)、法人税(法人)の課税所得が軽減されます。
また、「寄付をしても何に使われたか分からない」ということがないように、植樹活動にご支援いただいた皆様のお名前を掲示しています。ですから、自分の寄付金はどこの植樹に利用されたのかが分かるような仕組みを作っています。当会の活動に賛同いただき、協力いただけることをお願いいたします。

ゴルファーへの協力の感謝

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入会案内
当会では現在、ゴルフ場のご協力を得て広くゴルファーの方々などから緑化協力金を募り
学校・公園・河川・福祉施設など、社会公共施設の緑化および環境保全等を推進し
みどり豊かな国土と明るい社会づくりに貢献しています。

寄附による支援のお願い
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