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PGA TOUR チャンピオンズが日本初上陸

コース設計者・川田太三氏に聞いた
開催コース成田ゴルフ倶楽部での観戦ポイント

1988年に開場した成田ゴルフ倶楽部は、ゴルフ解説者としても知られているコース設計家の川田太三氏がレイアウトしたコースだ。どんなところに注目すればトーナメントを一層楽しめるのだろうか。設計者本人に話を聞いた。

トーナメント開催を意識してコースをデザイン

―― PGAツアー・チャンピオンズが日本で初開催されることになりましたが、開催コースとしてご自身が設計されたコースが選ばれたことについてどうお考えですか。

川田氏 PGA TOUR チャンピオンズは、ワールドワイドに展開し始めています。そういった意味で、日本で行われることになったのは自然の流れといえるでしょう。成田ゴルフ倶楽部が選ばれたのは、さまざまな理由があると思いますが、実は設計段階からトーナメントを開催することを意識していたんです。

―― 具体的にはどの辺りを意識されているのでしょうか。

川田氏 1988年、開場時の総ヤーデージ数は7024y。当時のトーナメント開催コースとしてスタンダードな長さに設定しました。また、観戦のしやすさも考えて、18番ホールのグリーン周りはすり鉢状に設計。ギャラリーが腰を下ろして観戦できるようにしています。また、14番ホールからは13番、17番、18番を見渡せるシチュエーション。試合展開を把握しやすいようなレイアウトにしています。

風をいかに読むかがコース攻略のカギ

――設計家として注目してもらいたいホールはありますか?

川田氏 コースを設計する際、パー3の4ホールがすべて違う方角を向くようにデザインすることを心がけています。しかし、コース設計にはさまざまなレギュレーションがあり、思い通りにレイアウトできることは稀なんです。そんな中、完全ではないものの、成田ゴルフ倶楽部は4方向を向くように設計できた数少ないコースといえます。選手たちがそれぞれのパー3ホールをどう攻めるかに注目してもらいたいですね。

――風を読むという点で、他に注目ホールはありますか。

川田氏 10番は南に向かって直線的にレイアウトした一方、11番は南西に向かってデザインしています。しかし、プレーしていると10番、11番と真っすぐ進んでいるような錯覚に陥ります。つまり、10番と同じ風向きだと思って11番をプレーすると、思わぬ落とし穴にハマるわけです。この2ホールは正確に風を読むことが攻略のカギ。選手たちがこの罠に陥らずにプレーするか楽しみにしてもらいたいですね。


注目すべきシニアは有名プロだけじゃない!

――レイアウト的に選手たちが手こずりそうなホールはありますか?

川田氏 3番ホールは右サイドに池があるパー5ホール。ティショットはドローボールで池を避け、狭いエリアを狙っていかなければいけません。また、アップヒルになるセカンドショットは、右サイドのバンカーを越えていきたいところ。3打目もグリーン左手前にバンカーがあり、最後まで気を抜けません。
また、個人的に興味があるのはパー4の9番ホール。右サイドの池を回り込むようにレイアウトした右ドッグレッグです。こちらは456yのアップヒルのホールで距離表示以上に長さを感じます。アメリカのシニアプロたちがどこを狙ってくるのか、どこまで飛ばしてくるのかを楽しみにしています。

――最後にゴルフファンにメッセージをお願いします。

川田氏 多くの方々はトム・ワトソンやフレッド・カプルスらのプレーを楽しみにしていると思います。もちろん、彼らの技やパワーには期待していますが、チャンピオンズツアーには50歳を過ぎてから成績を伸ばしている選手も大勢います。ぜひ会場に足を運び、そんなところにも注目してもらいたいですね。



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