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ただ闇雲にカチャカチャしてても意味がない!

即効! 確実! 石井忍が教える『M-Tracer』活用術

自分の詳細なスイングデータを、いつでも気軽に簡単に計測できるエプソン『M-Tracer』。これを上手に活用することで、ドライバーの“カチャカチャ機能”をより精度高く操作できるという石井プロ。ここでは実際、『M-Tracer』を活用したフィッティングの一例をご紹介。

フックで悩む舟山さんのフィッティング例を見ていこう

アマチュアテスター舟山さんが使用しているドライバーは、現在松山英樹が使っていることで話題のキャロウェイグレートビッグバーサ ドライバー。まずは搭載されているすべての弾道調整機能をノーマルポジションにセットし、『M-Tracer』を装着してスイングのデータを計測。

手順①:“フェース角”“クラブパス”をチェックし、大まかにミスの要因を知る

「まず最初に見ていただきたいのは“フェース角”と“クラブパス”。“フェース角”とはインパクト時のフェースの開閉具合を数値化したもの。“クラブパス”はインパクト前後のヘッド軌道がどのように下りてきているかを表示したものです。舟山さんは、“フェース角”が4.5度 とややオープン気味。“クラブパス”が9.1度 とインサイドアウトの度合いが強いことがフックの原因だと思われます」と石井プロは解析した。

手順②:“アタック角”を確認しながら、「ロフト角」を調整する

「次に“アタック角”を確認してください。これはヘッドがボールに対し、どのような角度でインパクトしているのかを表した数値です。ダウン(上から下)なのかアッパー(下から上)なのか、それともレベル(水平)に当たっているのかを表示してくれます。舟山さんは特に弾道の高さやスピン量(GC2測定)に問題はなかったので調整不要でしたが、高さが思うように出ないという人は、スリーブで可変できる『ロフト角』を調整しましょう。M-Tracerの“アタック角”をチェックしながら、同じ角度なのにどうしても高すぎてしまう人はロフト角を下げ、低すぎていればロフト角を上げて弾道の高さを調節しましょう」

手順③:“ハンドアップ”を確認しながら、「ライ角」を調整する

「もうひとつスリーブ可変には『ライ角』が調整できるものがあります。M-Tracerの“Vゾーン”ではアドレス時とインパクト時のシャフトの角度差を数値として確認することができます。多くの方はハンドアップしてしまいますが、シャフトの角度が5度以内であればOKです。どうしても5度以上出てしまうという人は、『ライ角』を調整し、ボールがつかまらない人はアップライトに。逆にボールがつかまりすぎという人はフラットに変えてみてください」

手順④:「重心位置」を変えながら、“フェース角”“クラブパス”の変化をチェック

「重心距離や位置を変えられるウエイトがあるモデルなら、最後に理想の弾道に近づけられるようにボールの曲がり幅を調整しましょう」と石井プロ。舟山さんが使用するグレートビッグバーサ ドライバーはスライド式のペリメーターウエイトがあるので、それを使って重心距離を合わせていく。まずはノーマルポジションから重心距離を長くする“フェード”方向のMAXポジションにセット。この状態で舟山さんが打つと、ボールはややプッシュスライス気味の球筋に。次に真逆の“ドロー”方向のMAXポジションでも試してみる。するとやはりドロー傾向がより強くなった。少しずつノーマル方向へウエイトを移動させながら、その都度球筋をチェック。舟山さんの場合ノーマルとフェードのちょうど中間ポジションで、理想的なドローの曲がり幅となった。

“フェード”MAXに設定。フェース角が9.6度にオープン

“ドロー”MAXポジションに設定。フェース角が1.8度クローズに

手順⑤:最後に“スイング効率”を確認

大きかった左への曲がり幅が抑えられ、安定した軽いドローの球筋に変化した舟山さん。調整前よりヘッドスピードと初速は遅いものの、理想的な弾道を手にすることができた。「最後にM-Tracerの“スイング効率(ナチュラルアンコック、リズム)”を確認。“ナチュラルアンコック”とはどれだけ効率的にヘッドを走らせられたかを数値化したもの、グリップスピード(手元の動く速度)の最大値 - 最小値 = で算出される減速値。理想は30%以上になるべく近づけられるように調整していきます。“リズム”は一定であればOKです。安定的に同じくらいの数値が出ていれば、フィッティングは完了となります」(石井)


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